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「OJTって計画を作ったら終わり?」(後編)

ニュース&トピックスパブリックカレッジスクール | 2016年1月18日

「OJTって計画を作ったら終わり?」(後編)

 

昨日紹介しましたやり取りの問題点はとても多くあります。

 

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① OJTリーダーが明確になっていない

② OJTを実施する先輩社員への伝達がされていない

③ 日々のOJTの進捗状況を把握していない

④ そもそもOJT計画とは、OJTリーダーが後輩へ指導するために立てる計画であり、新入社員が自分で業務を身に付けるためのスケジュールではない。

 

例えばこの場合、もし上司がOJTリーダーということであり、その計画の実施にあたって個別の業務指導を部下の先輩社員たちにさせた、ということであれば、①の点に関しては問題ありません。

 

しかしながら、仮にそうであったとしても、②③のような状況では、OJTリーダーとして計画的に指導を行っているとは言えません。

OJTリーダーとして、責任をもって指導する意識があれば、当然ながら個別の業務を指導する先輩社員たちに事前に計画を伝え、当日問題なく指導が行われるように調整するべきです。

 

また、業務の修得状況の確認を毎日行い、OJT計画の進捗状況を把握して、必要であれば計画の修正を行っていくことも、非常に重要です。

 

この上司には、これら全てが欠けているのです。

これではただの「丸投げ」「放置プレイ」にすぎません。

 

このようなことになった原因は「計画を作成しただけで終わってしまっている」ことです。

この上司はおそらく「部下が新人教育をするだろうから、計画さえちゃんと立てておけば、あとは部下がやるだろう」という考えなのでしょうが、実行にあたっての段取りがされていない為、完全に絵に描いた餅になっています。

 

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この場合はむしろ、先輩社員の中からOJTリーダーを選んで教育を任せ、実際の進捗はその先輩社員に確認すればよいのです。OJTリーダーにとっても、上司に確認されることで、OJT指導をおろそかにはできない、という意識が芽生え、OJTが効果的に行われやすくなりますし、上司が第三者の視点で確認することで、問題点の修正もやりやすくなります。

 

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OJTとは、単に部下を現場に放り込んで、成り行きで仕事の要領やコツを身に付けさせるものではありません。

いくら計画を立てても、それだけではOJTを遂行していることにはならないのです。

どのようにして、その社員を計画的に戦力として育てるか?

それこそがOJTの果たすべき役割です。


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