「先手の用心」
ニュース&トピックス中小企業コンサルティング | 2016年6月21日
「先手の用心」
梅雨に入ると、傘を持って出かける機会が増えます。そこで心掛けたいのが取引先などを訪問する際の傘のマナーです。
天気予報を確認せず、そぐわない傘を持って行ったり、訪問先で傘の雨滴を十分に落とさなかったりといった事態は避けたいものですね。
これからは急な雨に遭うことも多いでしょう。
傘選びのポイントは「しっかりしたつくりの長い傘」です。1本は持っているといいですね。
長い傘は開いたときに傘布を支える骨の部分が6~8本あるものが多いので、8本なら多少の風が吹いても、さすことができます。
持ち手の部分はU字の形状になっているものをお薦めします。立ち止まってバッグの中を確認したり、物を取り出したりするときに腕にかけられるので便利です。
ビジネスの場で望ましい傘の色は男女で異なります。男性の場合は派手な色は避けて黒や紺色の傘を持つのが無難。
一方、女性はそれほど控える必要はないでしょう。雨の日は気がめいるので、カラフルな傘で会社に出かけたいという女性は多いといいますし、許容範囲は広そうです。
ここで注意をしていただきたいのが、ビニール傘です。マナー違反ではありませんが、場合によっては悪い印象を与えかねず、注意が必要なのです。外出するのに、事前に天気予報を確認しておかない事前の準備が足りない人という印象を与えてしまうおそれがあります。
急に雨が降り出して駅の売店などでビニール傘を買うケースなどやむを得ない場合を除いて、天気予報で雨になることが分かっていれば、自分の傘を持って行くよう心掛けたいものですね。